野菜。
先日、6月からスタートする夏のグランドメニューの件で
上賀茂の森田農園の畑までいってきました。
森田のおっちゃんから賀茂茄子、トマト、キュウリ・・・・
など夏野菜が本格的に6月から出荷可能やでぇ。
ということで色んなお話をしながら早朝の日差しが
眩しい畑の真ん中で夏メニューのイメージを料理長と
あれこれ話しているうちにイメージが固まってきた。
「ええメニューできそうやな・・・」
野菜に関しての夏メニューは問題なさそうだ。
料理長と目を合わせ顔をうなづき合わせる。
「森田さん、そういえばイタリアで買ぉてきた野菜の
種あんねんけど使えるやろか?」
先日、知人に頼んで現地イタリアで購入した様々な
野菜の種を見せてみる。植え方などの説明はもちろん
イタリア語だ。
「これは今の土ではペーハーが合わんな、せやけど
土をこの野菜用に変えるわ」
「これは秋やな。こっちは夏にもう採れるわ。」
種の袋の野菜の写真を見ながら森田さんの頭の中で
すでに土と育て方と収穫のイメージが沸いているようだ。
「そういや、わしこないだこんな本買ぉてんやー」
森田さんの手にした本をみると厚さ5センチはありそうな“土の本”だ。
中身を少し見せてもらったがほとんど数字や記号の羅列で
化学書にしか見えない。大学の研究所で読まれているで
あろう本が無造作に新聞やチラシの山の作業机に
一緒に置かれている。
確かな理論に裏づけされ育てられた野菜には彼の信念と想いが
凝縮されているようだ。
「わしな、子供から大人まで安心して食べれるもん作りたい、それだけや。」
シンプルだ。
「畑、ここだけやなくて山ん中でも作っとんねんけど鹿にみなやられてしもて・・・
ネット張らなあかんわ。
土調べんのに深い穴掘って雨水や自然にたまる水の中に金魚泳がすねん、
死んで浮いてきたら野菜は作られへん。
調べよ、思てんのにトンビがみな金魚食ってしもて・・・金魚のためのネットも
張らなあかんねん・・・」
自然の中で色んな戦いの中で野菜が出来ている。
すげーな、ホントに・・・
野菜。
ありがとう。
来週は京都から8~9時間かけて高知県宿毛の漁港まで行ってきます。
また魚について色々報告しますねー。