『すくも湾 水産物フェア 2008』は田ノ浦にある
宿毛湾中央市場という徹底された衛生管理と近代的な
設備が揃う大きな施設で行われた。
すくも湾漁業共同組合長 浦尻和伸氏より開会挨拶。
昨年5月にも一度お会いさせていただいた組合長。
宿毛の各漁港や今後の方向性をまとめ上げていく
大変なお仕事をされておられます。
宿毛の海産物の高いポテンシャル、そしてバリエーションの
豊かさを誰よりも熟知している彼だからこそ、それらを全国に
広げていきたいという想いがひとつひとつの言葉に深みを与え
熱く強く我々に響きました。
続いて・・・
宿毛市長 中西清二氏より挨拶がありました。
地域活性に対する情熱や宿毛市民を心から
愛していることが伝わってきました。
ご挨拶のあと、広場で開催されているイベント
で子供達の空手演舞を優しく温かいまなざしで
ご覧になっておられた姿が印象的でした。
大月町長 柴岡邦夫氏、
漁協組合参事 河原宜人氏
同じく組合の高橋力氏の挨拶があり、
その後市場内の見学に移る・・・
別会場では宿毛の海産物の展示ブースで様々な商品が
陳列され説明や試食などが行われた。
最後に漁協関係者と我々アドバイザーとの意見交換会が
設けられ、様々なディスカッションを交わしました。
宿毛では地元の名産品や海産物をいかにして全国に広めて
いけば良いのか、という事について模索しておられる様子で
そのために整備しなければいけない部分がどこなのか
また改善するところはどこなのか、などを話合いました。
ただ何より我々レストランが宿毛という場所に期待するのは
流通システムや鮮度の状態、 価格などといったことよりも
漁師の方や農家の方が本当にうるおう体制づくり、という事でした。
漁協の方から
「今日はありがとうございました。最後になにかございましたらお話ください。」
と言われ、少し間があってから松本料理長が話し始めた・・・
松本料理長「ボクね、この世界で一番偉い人って海で魚獲ってるおっちゃんとか
畑でええ野菜とかくだもん作ってる人らや、と思うンですよ。
明日から海で漁師やれ、とか畑で野菜作れ、て言われてもホンマぼくら絶対に
そんなん出来ませんやん。だから実際やってる彼らがその仕事にホンマに誇り持って
がっつり稼げて、この仕事やってて良かったぁって思てほしいんですよ。
それから、今後もそういう仕事を目指す若モンがドンドン出てきてほしいと思うしね。
まぁ、鮮度や魚種、送料とかのこと色々お話させてもらいましたけど、
漁協の方にお願いしたいのはそういう方達をしっかり見てあげてほしい、いうことです。
なんか偉そうなこというてすんまセン・・・」
この土地だけでなく日本全国を元気にするにはこの部分かな、と。
宮崎の東国原知事みたいな方が全国にたくさんいたら日本は
もっと元気になるんじゃないかな、と。
全国に届けたい高いクオリティーの宿毛の海産物は・・・
ちりめんじゃこや煮干(かたくち・うるめ・まいわし)、
ぶり、まだいの養殖漁場、
大月町柏島育ちの本まぐろ、
蓄養アジ、
きびなご、
めぶと(メダイ)のタタキ、
大月町のスルメイカ一日干し 、
あと珊瑚も・・・
当店でも驚くほどの多魚種の天然鮮魚が
毎日のように送られてきます。
また高知は四万十流域でとれる農産物も
素晴らしいものばかりです・・・
小夏、直七、四万十文旦、でこぽん、
はるみ、はるか(新品種)
河内晩柑などの柑橘類・・・
ジュースやポン酢などの商品になっているものもあり
実際口にしましたが本当に美味しいです。
あ、あと“すくもの芋”っていう焼酎もあります。
『すくもの芋から、できた焼酎やけん、うまいがちや。』
・・・との事です。
なんか【すくも親善大使】みたいになってきましたが・・・
親善大使ついでにおすすめ観光名物をひとつ。
宿毛湾の神秘的な落日、そして冬の風物詩でもある「だるま夕日」。
この夕日は、11月から2月ごろまで見られる現象で、気温が低く
大気と海水の温度差が大きい日に現れます。太陽が水平線上に
沈みかけた時、海面から上がる水蒸気の層を通る光が屈折して
もう一つの太陽が海面に映し出され、二つの太陽が接すると、
まるで海から「だるま」が顔をのぞかせているように見えることから
「だるま夕日」と呼ばれています。
だるまはやがてお椀を伏せたような形となり、あっという間に水平線
に隠れます。わずか数十秒間のドラマです。
12月初旬から中旬までは、咸陽島の島と島の間で見られます。
天気の良い日が続き、九州方面に高気圧が張り出しているときが
「だるま」になる確率が高いようです。
ええとこですよ。
夏には海水浴に行こうかと計画中です。
おわり。

