京都 祇園 イタリア料理[イタリアン] cara ragazza

やがてつながる自然の想い
京都祇園・イタリア料理

米村幸起のラストマカナイとは・・・?!



 

 

8月15日・・・

 

いつもの朝礼で米村幸起が手を挙げてこう発言した。

 

「今日、ボクこの店で最後のマカナイ作りまーす。」

 

 

 

幸起(コーキ)はあと2日でこの店を去る。

 

約3年もの間、料理長たちを支え、若手キッチンスタッフを育て、

また、飲み会・イベントで皆を楽しませてきた頼もしいキッチンスタッフだ。 

 

3時に全員揃って今日は食べよう、という事でテキパキとランチの片付けを済ませる。

 

マカナイのための食卓の準備をしている間、コーキはひとりもくもくとみんなの食事を準備している。

 

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みんなが席に着いた頃、スタッフ一人一人になにやら紙が配られる。

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そう、コーキは独立し、年内に淡路島でお店のオープンを控えている。

 

そして、この渡された紙によって今まで何度聞いても決して教えてくれなかった新しい店の名前が

それぞれに発表されたのである。

(ちなみにこの文章の下にはそれぞれ個人個人に当てたコーキからのメッセージが綴られていた)

 

TRICO.

 

それが新しい店の名前だ。

 

そしてこの新たな門出を思わせる雰囲気の中、お祝いの気持ちを込めて

みんなでシャンパンを開けることに・・・

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前菜が運ばれる・・・               皆で食べる。

※真アジと賀茂キュウリの軽いマリネ

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パスタ料理が運ばれる・・・            皆で食べる。

※ホロホロ鶏のサルシッチャと鷹ヶ峰唐辛子のスパゲティー

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メインディッシュが運ばれる・・・         皆で食べる。

豚バラ肉と白いんげん豆の煮込み

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デザートが運ばれる・・・             皆で食べる。

クレームブリュレ

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いつもマカナイの時間は、騒々しいというかワイワイ賑やかに食べるスタッフたちが

なぜだか、静かに一品一品、コーキとの想い出をかみしめる様に、そして3年間

カーラ・ラガッツァで学んだ料理のクオリティーを感じ取るように食べ進めていく・・・

 

込み上げるような気持ちや、コーキが料理に込めた想いが体全体にしみ込んでいくような

感じを覚えながら、皆が食べ終わった。

 

そのとき

 

料理長、松本シェフが叫んだ。

 

 

「シェフ!シェフ!!」

 

コーキの事をそう呼んだ。

 

独立して自分の店を持つならば、もう“シェフ”という事である。

 

 

 

コーキが照れくさそうに出てきて挨拶をする。

 

「今のボクの力はこんなもんです。」

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美味しかった、とかそういう感想はチープすぎる感じがした。

 

コーキ、淡路島での新しい店、みんな“虜”になるで。

 

  

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みんなの拍手の中、コーキのラストマカナイは幕を閉じた。

コメント (1)

大阪のあの娘:

幸起様 お疲れ様でした
Caraに行くと、いつも元気なコーキの顔があって、
「いらっしゃーい☆ゆっくりして行って!」と
私みたいにうるさいお客でも
笑顔で出迎えてくれて ありがとうござました。

私も 絶対に淡路へ行って 虜 になる!!!
頑張ってくださいませ。

いつもながらに思うこと・・・
Caraはほんと素敵なスタッフばかりですね(^-^)

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